羽毛布団の選び方羽毛の汚れは「清浄度」と「酸素計数」で確認

羽毛布団の清浄度

ここまで羽毛布団のエアコン性能に影響する「ダウン率」と「ダウンパワー」や、エアコン性能を殺さないための側生地の通気性について解説してきましたが、羽毛布団の品質は「洗浄が命」です。

羽毛は水鳥から採取される素材のため、もとの原毛には汚れや脂分、バクテリアなど様々なものが付着しています。

安い羽毛布団は海外で1度だけ洗われて輸入した羽毛を、日本で洗わずにそのまま詰めてしまうそうです。このような羽毛布団は汚れが残っていて臭います。

汚れが残った羽毛はダウンボールに生えている小羽枝が開きずらいため、本来の吸湿・放湿性能や保温機能を十分に発揮することができません。

いかに綺麗に洗浄できるかが、衛生面だけでなく、羽毛布団の性能の良し悪しに影響するポイントです。

羽毛布団の清潔さと匂いに影響する「清浄度」と「酸素計数」の見分け方をご紹介します。

羽毛の清潔さは「清浄度」で確認できる

羽毛布団の清浄度とは、「羽毛がどれだけ綺麗に洗浄されているか」を表す、JIS規格で定められた数値のことです。洗浄度とも呼ばれます。

洗浄後の羽毛の汚れを溶かした水を透視度計に入れ、底の目印がどのくらいの深さまで見えるかを測ります。

清浄度試験では臭いの原因となるチリやホコリなどが多くないかを調べています。清浄度の数値が大きいほど臭いが少なく清潔だといえます。

業界基準は500mm

清浄度において世界一厳しいとされる日本の品質規格において、JIS規格では清浄度500mm以上を求めています。

清浄度が500mmというのは、500mmの長さのガラス筒で底が見えるぐらいの水の透明度であることを意味します。

羽毛布団メーカーの多くが加入する日本羽毛製品協同組合でも、清浄度500mm以上の羽毛にのみ、ゴールドラベルを発行しています。

ゴールドラベルの清浄度の基準
ニュー
ゴールドラベル
エクセル
ゴールドラベル
ロイヤル
ゴールドラベル
プレミアム
ゴールドラベル
ニューゴールドラベル エクセルゴールドラベル ロイヤルゴールドラベル プレミアムゴールドラベル
500mm以上 500mm以上 500mm以上 500mm以上

ゴールドラベルは4つのランクに分かれていますが、全てのラベルで500mm以上という基準になっています。

少なくとも清浄度500mm以上であれば、きちんと洗浄されている羽毛布団といえそうです。

業界基準が500mmであることから、高級羽毛布団の中には「清浄度1,000mm、業界基準の2倍」を謳う商品もありますが、多くの羽毛布団は清浄度を表示していません。

日本羽毛製品協同組合に加入していない安価な中国製の羽毛布団などは、本当にきちんと洗浄されているのか、注意が必要です。

和雲の基準は2,000mm

和雲では、「清潔さ」を一番重視しています。

和雲の羽毛布団は、日本羽毛製品協同組合の基準よりも4倍厳しい清浄度2,000mmの数値を定めています。

清浄度の比較
JIS基準 高級羽毛布団 和雲
500mm以上 1,000mm以上 2,000mm以上

清浄度の数字が大きいほど臭いが少なく清潔であることを意味します。

どの販売サイトでも羽毛が丁寧に洗浄されていることを謳うものですが、最終的には「清浄度」の数値をみて判断することが大切です。

清浄度が2,000mmという数値は他ではまずあり得ないのですが、それだけ綺麗に洗浄できる理由は、和雲の羽毛布団を洗う「水」にあります。

鉱物が含まれたミネラル水や水道水でいくら洗っても、羽毛が完全に綺麗になることはありません。

目に見えない細かな汚れまで洗い流すためには、鉱物(ミネラル)をほとんど含まない「超軟水」で洗うことが必要です。この水は全国でもごく限られた場所にしかありません。

臭いを左右する洗浄に使用する超軟水
羽毛の洗浄に利用する水は、硬度が少なければ少ないほど適しています。和雲の羽毛の洗浄に使う「超軟水」についてご紹介します。

臭いの元となる有機物の残留量がわかる酸素計数

清浄度の他に羽毛の清潔さを確認できる指標として「酸素計数」があります。

酸素計数とは、羽毛に臭いの原因となる有機物がどの程度残っているかを調べた数値です。酸素計数の数値は小さければ小さいほど清潔だとされています。

業界基準は4.8mg以下

日本羽毛製品協同組合で発行されるゴールドラベルでは、ラベルの発行に酸素計数が4.8mg以下という基準を設けています。

ゴールドラベルの酸素計数の基準
ニュー
ゴールドラベル
エクセル
ゴールドラベル
ロイヤル
ゴールドラベル
プレミアム
ゴールドラベル
ニューゴールドラベル エクセルゴールドラベル ロイヤルゴールドラベル プレミアムゴールドラベル
4.8mg以下 4.8mg以下 4.8mg以下 4.8mg以下

羽毛布団に使われる羽毛は、洗浄工場にて洗浄・殺菌・除塵された精製羽毛が使用されますが、どれほど丁寧に洗浄したとしても、完全に有機物を取り除くことはできません。

酸素計数においては、数値がゼロに近いほど臭いが少なく清潔な羽毛布団であるといえるでしょう。

洗浄が不十分な羽毛布団の場合は水鳥の糞やアカが残っていることがあり、これらの物質に反応してアレルギー反応を起こす場合があります。アレルギー体質の方は特にチェックしたい数値です。

酸素計数まで品質表示している羽毛布団はほとんどありませんが、きちんと開示されている場合はなるべく小さい数字の羽毛布団を選ぶようにしてください。

和雲では酸素計数も公開しております。参考のため掲載いたします。

酸素計数の比較
JIS基準 高級羽毛布団 和雲
4.8mg以下 3.0mg以下 1.6mg

羽毛の性能だけでなく清潔さの指標も確認しよう

日本羽毛製品協同組合でゴールドラベルを発行する際に定めている基準は以下の4つです。

ゴールドラベルの4つの基準からわかること
ダウンパワー ダウン率 清浄度 酸素計数
羽毛の質 羽毛の量 清潔さ 清潔さ

このうち、ダウンパワーとダウン率の2つはよく比較検討されますし、販売業者側でもアピールすることが多い指標です。この2つは羽毛の質と量を示す基準のためわかりやすいこともあるのでしょう。

しかし、清潔さを示す基準である清浄度と酸素計数を比較検討する人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

お金よりも大事な「健康」である価値

羽毛布団が清潔であることの価値は軽視されているように思います。

清浄度が高く、酸素計数が低いほど綺麗で匂いが少ない羽毛であることを意味しますが、それだけ丁寧に洗浄する場合は当然コストがかかります。

販売価格を抑えるために洗浄に必要な工程が省かれていても、清浄度や酸素計数を確認しない限りは消費者が気づくすべはありません。

和雲では決して削減してはいけないコストがあると考えており、それが「洗浄」です。

健康をサポートするはずの羽毛布団が不衛生で健康を害する、ということは、あってはならないことです。

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